韓国の新規コロナ感染者 4日連続3万人超も重症者は増えず
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2022.02.08 11:25
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は8日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から3万6719人増え、累計108万1681人になったと発表した。1日当たりの新規感染者は前日(3万5286人)より1433人多く、4日連続で3万人を上回った。
感染力の強い変異株「オミクロン株」の検出率が前週時点で92.1%と、感染の主流となっている。この日の新規感染者数は1週間前の1日(1万8340人)の2倍、2週間前の1月25日(8570人)の4.3倍に上った。防疫当局は、人の移動と対面接触が多かった旧正月(今年は2月1日)連休の影響が今週現れるとみている。
新たに確認された市中感染者は3万6619人で、地域別には首都圏の京畿道が1万2123人、ソウル市が5901人、仁川市が2976人だった。首都圏以外の地域は計1万5619人。
一方、重篤・重症患者は268人で、前日から2人減った。11日連続で300人を下回っている。
防疫当局は、オミクロン株による重症化率が変異株のデルタ株に比べ3分の1から5分の1と低い上、ワクチンの3回目接種が加速しているためと分析した。だが3月以降は、3回目接種の効果が低下し始める高齢者を中心に感染が広がる場合、重症患者の増加につながる恐れもある。
死者は36人増え、計6922人となった。
新規感染者数の推移=(聯合ニュース)
mgk1202@yna.co.kr
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