韓国大統領選 李元首相が与党の総括選対委員長に
大統領選挙
2022.02.08 20:48
【ソウル聯合ニュース】韓国大統領選(3月9日)の与党「共に民主党」候補、李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事の選挙対策委員会の総括選対委員長に党前代表の李洛淵(イ・ナギョン)元首相が就任した。李氏陣営が8日発表した。
李在明氏と党選対委の要請を受け、総括選対委員長を引き受けることを了承したという。
李洛淵氏はこれまで李在明氏と共に選対委の新設機関「国家ビジョンと統合委員会」の共同委員長を務めて選挙戦を支えていたが、今後は前面に出て選対委を引っ張っていくという。
李在明氏の支持率が30%台にとどまり、やや下落する傾向を見せていることから、李洛淵氏を先頭に立たせ事実上の総力戦に出たものとみられる。
李洛淵氏は9日午前の選対委会議から総括選対委員長としての日程をスタートさせる。
李洛淵氏は昨年10月に行われた党候補を選ぶ予備選で李在明氏と戦ったが2位に終わった。
李洛淵氏が引き受けた総括選対委員長は同党の宋永吉(ソン・ヨンギル)代表が務める常任選挙対策委員長より上のポストで、新設された。
yugiri@yna.co.kr