ワクチンの4回目接種開始 基礎疾患者ら対象=韓国
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2022.02.14 16:13
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団は14日、基礎疾患や免疫抑制剤服用などにより免疫が低下している人を対象に同日から4回目のワクチン接種が始まると伝えた。
対象者は18歳以上で、3回目の接種が完了した約130万人。ファイザー製またはモデルナ製の遺伝情報物質メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンが使用される。
アプリを通じて残余ワクチンを予約するか、ワクチン接種を実施している医療機関に連絡し、キャンセル待ちをすることで当日の接種が可能だ。
この日からワクチン接種のためのホームページ(ncvr.kdca.go.kr)で予約も可能だが、この場合は28日以降の接種日を選択することができる。
また療養型病院の入院者、療養施設の入居者、これら施設の従事者などに対する4回目の接種も来月から進められる。対象となるのは約50万人で、ファイザー製かモデルナ製のワクチンが使われるという。
3回目の接種の120日後から接種が可能だが、該当の施設で集団感染が発生、または発生する恐れがある場合は例外規定を設け、3回目の接種完了の90日後からでも接種が可能とした。
推進団は4回目の接種計画について「オミクロン株の強い感染力により、感染者が急増する状況で追加接種(4回目の接種)を通じて予防可能な重症化・死亡を最小化するための措置」とし、「免疫低下者の免疫形成を高め、療養型病院・施設での集団感染を抑制するのが目的」と説明した。
yugiri@yna.co.kr