21年の公演チケット販売額2倍に 19年比では半減=韓国
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2022.02.15 11:31
【ソウル聯合ニュース】韓国の公演予約サイト最大手、インターパークが15日発表した資料によると、2021年の公演チケット販売額は2837億ウォン(約273億円)だった。新型コロナウイルス流行1年目の前年(1303億ウォン)に比べると117.7%増となったが、流行前の19年(5276億ウォン)と比べると53.8%の水準にとどまった。21年の公演本数は前年比97.6%増の8515本だった。
21年のチケット販売額に占めるジャンル別の割合は、ミュージカルが58%で最も高かった。観客層が若くなり、LA POEM(ラ・ポエム)やFORESTELLA(フォレステラ)といったクロスオーバー・グループの活躍が目立つクラシック・オペラは12%と、前年の3%から大幅に上昇した。
一方、新型コロナにより大規模開催が難しかったコンサートは23%で、前年の30%から縮小した。
公演の予約者の75%が女性で、その中でも20代女性と30代女性が公演市場の半分を占める主観客層となっている。
新型コロナの流行下で盛んになったオンライン公演も大きく伸びた。21年に販売されたオンライン公演は203本で、前年(58本)の3.5倍に増えた。コンサートが158本で最も多く、次いでミュージカルが35本、クラシックが6本、演劇が4本だった。
21年に各ジャンルで最も多くの観客を集めた公演は、ミュージカル分野では「フランケンシュタイン」、コンサート分野では同年4月に解散した韓日混成ガールズグループ、IZ*ONE(アイズワン)のオンラインコンサートだった。
tnak51@yna.co.kr