1月の失業率4.1%に改善 就業者数は22年ぶり大幅増=韓国
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2022.02.16 08:59
【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が16日発表した雇用動向によると、1月の失業率は4.1%で、前年同月に比べ1.6ポイント改善した。失業者数は42万7000人減の114万3000人。就業者数の増加幅は113万5000人と、約22年ぶりの大きさを記録した。
1月の就業者数は2695万3000人だった。前年同月比113万5000人のプラスで、これは韓国経済がアジア通貨危機からの回復期にあった2000年3月(121万1000人)以来、21年10カ月ぶりの高水準。就業者数が98万2000人急減した昨年1月からの反動増となった。
就業者数は昨年3月から11カ月連続で、前年同月比で増加している。
15歳以上の就業率は59.6%で、前年同月から2.2ポイント上昇した。
統計庁は「昨年1月の大幅な落ち込みの反動増や輸出の好調、非対面・デジタル化といった産業構造の変化などにより就業者数が増加し、失業者と非労働力人口は減少した。雇用情勢の回復傾向が続いている」と説明した。
mgk1202@yna.co.kr