サムスン電子 16年連続テレビ世界1位
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2022.02.20 13:55
【ソウル聯合ニュース】英調査会社オムディアが20日までに発表した統計によると、サムスン電子の2021年の世界テレビ市場でのシェが売上高ベースで29.5%、販売台数ベースで19.8%となった。サムスンはテレビ市場で16年連続トップ。
量子ドット技術を用いたQLEDテレビが昨年、約943万台売れた。前年の約779万台から大きく増加。17年の発売以来の累計販売台数は約2600万台に達した。
サムスンは2500ドル(約28万7500円)以上の高価格テレビ市場でのQLEDテレビのシェアが44.5%(売上高ベース)に達した。サムスンは19年以降、同市場での売上高ベースのシェアが40%を超えている。
同社はまた昨年、2500ドル以上の製品全体で42.1%(売上高ベース)、80型以上の超大型で44.9%(同)のシェアを占めた。
一方、同じ韓国のLG電子の昨年のテレビ市場でのシェア(売上高ベース)は過去最高の18.5%となり、サムスンに続く世界2位。世界テレビ市場の成長が停滞する中でも有機EL(OLED)製品の出荷台数を前年から約404万8000台に倍増させ、同製品で過去最高のシェア(62%)を記録した。
sarangni@yna.co.kr