Go to Contents Go to Navigation

元勤労挺身隊の韓国人女性が死去 小学6年生で強制動員

記事一覧 2022.02.21 14:50

【昌原聯合ニュース】日本による植民地支配時代に勤労挺身隊として動員された韓国人女性のアン・ヒスさんが21日、闘病の末に死去した。

アン・ヒスさん(資料写真)=(聯合ニュース)

アン・ヒスさん(資料写真)=(聯合ニュース)

 強制徴用被害者らを支援する市民団体「勤労挺身隊ハルモニ(おばあさん)とともにする市民の集まり」が明らかにした。

 アンさんは小学6年生だった1944年、富山市にあった不二越の軍需工場に動員され、強制的に働かされた。

 不二越は朝鮮半島から勤労挺身隊を最も多く動員した企業とされる。1945年の資料では朝鮮半島から動員された1089人が同社で勤務したとの記録がある。

 アンさんは2003年、他の被害者と不二越を相手取り損害賠償を求める訴訟を起こしたが、日本の裁判所は2011年、原告敗訴の判決を言い渡した。

 2013年にはソウル中央地裁に訴訟を起こし、一審と二審は勝訴した。2019年の二審判決後、大法院(最高裁)の判断を待っていた。裁判はアンさんの遺族が続けていくという。

kimchiboxs@yna.co.kr

キーワード
注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。