韓国・インド外相会談 人的交流の活性化で一致=佐渡金山にも言及か
記事一覧
2022.02.22 09:50
【ソウル聯合ニュース】インド太平洋に関する閣僚会合に出席するためフランス・パリを訪問した韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は21日(現地時間)、インドのジャイシャンカル外相と会談した。
韓国外交部によると、会談では両国の「特別戦略的パートナー関係」が発展していることを評価し、協力強化を模索し続けていくことで一致。人的交流の重要性を確認し、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ人的交流の活性化を進めることを確認した。また、高官交流も続け、両国の協力分野を拡大していくことを申し合わせた。
韓国外交部の発表にはないが、韓国側は「佐渡島の金山」(新潟県)の世界文化遺産登録推進問題を取り上げた可能性がある。インドは登録の可否を決める世界遺産委員会の委員国(21カ国)だ。佐渡島の金山には朝鮮半島から2000人以上が強制動員されたとされる。
韓国は端島炭坑(軍艦島)などの「明治日本の産業革命遺産」に続き、強制労働が行われた施設を再び世界遺産に登録しようとすることは不適切だと反発している。
kimchiboxs@yna.co.kr