小児用コロナワクチンを許可 5~11歳対象に接種へ=韓国
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2022.02.23 11:10
【ソウル聯合ニュース】韓国の医薬品当局は23日、韓国ファイザー製薬の5~11歳用の新型コロナウイルスワクチン使用を許可したと発表した。
同社は米ファイザーが開発、生産するこの製品について昨年12月に当局に事前検討を申請し、今月4日に輸入品目許可を申請した。
このワクチンの1回の投与量のうち、有効成分の量は12歳以上を対象に許可された製品の3分の1で、3週間間隔で2回接種し、免疫が低下した小児には2回目の接種から4週間後に3回目の接種を行うことができる。
臨床試験の結果、ワクチン接種による感染予防効果は90.7%と報告された。
当局は「(感染力の強い変異株)オミクロン株の拡大で新型コロナ感染者が増加する中、子どもの感染を予防し、重症化を防ぐことができる初めてのワクチン」と説明した。
5~11歳を対象とする具体的な接種計画は、子どもにかかる負担や流行状況、小児用ワクチンの到着日程などを考慮して疾病管理庁が別途発表する予定だ。
ynhrm@yna.co.kr
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