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22年の物価上昇率見通し 3.1%に引き上げ=韓国中銀

記事一覧 2022.02.24 11:41

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は24日に発表した経済見通し改定版で、2022年の消費者物価上昇率を3.1%と予測した。原油価格の高騰や世界的な供給制約を踏まえ、昨年11月時点の見通し(2.0%)から1.1ポイント引き上げた。

韓国銀行が2022年の消費者物価上昇率を3.1%と予測した(資料写真)=(聯合ニュース)

韓国銀行が2022年の消費者物価上昇率を3.1%と予測した(資料写真)=(聯合ニュース)

 韓銀が年間3%台の物価上昇率予測を提示したのは2012年4月(同年の上昇率を3.2%と予測)以来、10年ぶり。物価上昇率は昨年10月から今年1月まで、4カ月連続で3%台を記録している。

 韓銀は今月13日に発表した報告書で、「このところ物価上昇圧力が石油類など一部に限らず多くの品目に広がっており、今年の消費者物価、(変動の大きいエネルギー・食品を除いた)コア物価の上昇率は昨年を大きく上回る」との見方を示していた。21年の消費者物価上昇率は2.5%だった。

 一方、韓銀は22年の実質国内総生産(GDP)成長率見通しは3.0%で据え置いた。輸出の好調、新型コロナウイルス禍で抑えられていた消費が反動で増える「リベンジ消費」の可能性、財政支援の効果などを踏まえたものとみられる。23年の消費者物価上昇率は2.0%、成長率は2.5%と見込んだ。

tnak51@yna.co.kr

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