韓国大統領選候補の支持率 尹氏と李氏が1~2ポイント差の接戦
【ソウル聯合ニュース】韓国大統領選(3月9日投開票)候補の支持率に関する二つの世論調査結果が24日発表され、両調査とも保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長と革新系与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事が激しく競り合っていることが分かった。世論調査会社リアルメーターの調査結果によると、尹氏の支持率は41.9%、李氏は40.5%で、別の世論調査会社4社の調べでは尹氏が39%、李氏が37%だった。
リアルメーターはオーマイニュースの依頼を受け、20~23日に全国の18歳以上の2038人を対象に調査を実施した。
尹氏の支持率が前週に比べ1.0ポイント下がった一方、李氏は1.8ポイント上昇した。両氏の差は前週の4.2ポイントから、誤差の範囲内の1.4ポイントに縮んだ。
中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表の支持率は1.5ポイント下落の6.8%、革新系野党「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)元党代表も0.6ポイント下がり2.6%だった。
「必ず投票に行く」と回答した1699人をみると、李氏を支持する人が43.8%、尹氏支持が43.6%で拮抗している。
誰が当選すると思うかとの質問では、尹氏を挙げる回答者が前週から1.0ポイント減の48.4%、李氏が1.9ポイント増の43.2%だった。今回も誤差の範囲を超える6.2ポイントの開きがある。
政党支持率は、共に民主党が38.7%、国民の力が37.3%で、前週とは順位が入れ替わった。国民の党は5.3%、正義党は3.1%。
また、エムブレインパブリックとケイスタットリサーチ、コリアリサーチ、韓国リサーチの4社が21~23日に全国の18歳以上の1004人を対象に実施した調査では、尹氏の支持率が39%、李氏が37%だった。1週間前の調査に比べ尹氏が1ポイント下落したのに対し、李氏は6ポイント上昇し、9ポイントだった両氏の差は2ポイントに縮小した。
安氏の支持率は9%、沈氏は3%と、それぞれ1ポイント上がった。
支持する候補と関係なく、当選者を予想してもらうと、回答者全体の48%が尹氏を、37%が李氏を挙げた。
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