オミクロン流行ピークは3月中旬 1日当たり感染者は25万人=韓国首相
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2022.02.25 10:14
【ソウル聯合ニュース】韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相は25日、新型コロナウイルスへの対応を話し合う中央災難(災害)安全対策本部の会議で、多数の専門家が新型コロナの変異株「オミクロン株」のピークは3月中旬とし、ピークに達した時期の1日当たりの感染者数は25万人前後になるとの見通しを示していると明らかにした。
金首相は「明確なのはピークに近づいているということだ。ピークが予想より早まる可能性もある」と説明。「他国に比べ、韓国は重症者数、死者数、病床稼働率などが安定的」と述べた。
また、来月からは感染者の家族に対し、受動監視体制に転換して管理する方針を明らかにした。これまでは新型コロナワクチンの接種完了者に限って受動監視を認め、未接種者は7日間の隔離が求められたが、こうした管理体制が医療態勢に負担をかけていることを考慮し、いずれも受動監視に転換するという。
kimchiboxs@yna.co.kr
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