韓米の北朝鮮担当高官 ミサイル発射に「深い憂慮」
記事一覧
2022.02.27 15:53
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部で北朝鮮問題を担当する魯圭悳(ノ・ギュドク)朝鮮半島平和交渉本部長は27日、米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表と電話協議し、北朝鮮の同日の弾道ミサイル発射について深い憂慮と遺憾を表明した。外交部が発表した。
両氏は韓米が確固とした対応体制を維持して緊密に連携しながら、北朝鮮に関与していくための外交的努力を続けることを確認した。
ロシアによるウクライナ侵攻で国際情勢が緊迫化する中で北朝鮮がミサイル発射を強行したことから、その意図や今後の見通しなどについても議論したようだ。
韓国軍によると、北朝鮮は同日午前7時52分ごろ、平壌の順安付近から朝鮮半島東の東海上に弾道ミサイルと推定される飛翔(ひしょう)体1発を発射した。軍当局は準中距離ミサイル(MRBM)と推定しており、最高高度600キロで、300キロほど飛行したと分析している。
北朝鮮によるミサイル発射は1月30日の中距離弾道ミサイル「火星12」発射以来28日ぶりで、今年入って8回目。
ikasumi@yna.co.kr