安哲秀氏「考慮する価値ない」 一本化巡る尹氏の会見に反論
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2022.02.27 17:45
【ソウル、麗水聯合ニュース】韓国大統領選(3月9日投開票)の中道系野党「国民の党」候補、安哲秀(アン・チョルス)党代表は27日、保守系最大野党「国民の力」候補、尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長の同日の記者会見に関連し、「今朝、(尹氏側から)伝えられた内容について考慮する価値がないと結論を下した」と述べた。南部・全羅北道麗水市で遊説を行った後、報道陣に説明した。
尹氏は記者会見で、双方の代理人が前日から2回にわたり交渉を行い、尹氏と安氏の会合の日程の調整だけを残していた状態だったが、この日午前9時に交渉決裂の連絡を受けたと明らかにした。しかし、安氏は尹氏の会見内容について反論した。
「尹氏側が伝えてきた内容は何なのか」との質問に「私が主張した国民を対象とした世論調査による一本化に関するものだったが、いかなる立場表明もなかった。受け入れる、または受け入れないという話がなかった。ほかに意見があるのかどうかについても話はなかった」と答えた。
「尹氏が希望すれば会うことも可能か」との質問には答えなかった。
また、「国民を対象とした世論調査を実施するのであれば一本化の余地はあるか」との質問に対し「私は既にこれに関する交渉については期限が終了したと宣言した」ときっぱりと話した。
hjc@yna.co.kr
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