「日本と軍事同盟ではない」 野党候補の発言を批判=韓国大統領府
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2022.03.01 20:42
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官は1日のラジオ番組で、保守系最大野党「国民の力」大統領選候補の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長が「有事の際に(自衛隊が)入ってくるかもしれない」と発言したことについて、「日本と韓国は軍事同盟ではない」と批判した。
青瓦台は大統領選に介入するものではなく、事実と異なる主張を正すものだと説明しているが、最近青瓦台が尹氏の主張に反論する場合が多く、革新系与党「共に民主党」候補、李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事を事実上支援しているとの見方もある。
朴氏は「朝鮮半島の領空と領海、領土に在韓米軍がいられるのは米国と韓国が軍事同盟であるため可能」として、「これは青瓦台の立場ではなく一貫した韓国の立場」と強調した。
尹氏は先月25日のテレビ討論会で、韓米日の軍事同盟の可能性について、「われわれと日本が軍事同盟まで結ばなければならない状況までは来ていない」として、「韓米日同盟があり、有事の際に(自衛隊が)入ってくるかもしれないが、それを前提とする同盟ではない」と発言していた。
kimchiboxs@yna.co.kr
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