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韓国の21年GDP成長率4.0% 1人当たり国民総所得は10%増

記事一覧 2022.03.03 09:30

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が3日発表した韓国の2021年10~12月期の実質国内総生産(GDP、暫定値)は前期比で1.2%増加した。今年1月に発表した速報値から0.1ポイント上方修正された。年間の成長率は4.0%で、速報値と同じだった。また、21年の1人当たり国民総所得(GNI)は3万5168ドル(約406万円)で、前年(3万1881ドル)比10.3%増加した。

コンテナが並ぶ釜山港(資料写真)=(聯合ニュース)

コンテナが並ぶ釜山港(資料写真)=(聯合ニュース)

 10~12月期のGDPを部門別にみると、輸出は半導体と石炭、石油製品を中心に5.0%増加、輸入も原油や化学製品などが増えて4.8%増加した。

 民間消費は1.6%増えた。乗用車などの耐久財が減ったものの、サービスや衣料などの消費がけん引役となった。

 政府消費(政府支出)は1.3%の増加。また、建設投資が2.9%伸びた一方で、設備投資は機械類が振るわず0.7%減少した。

 経済活動別の成長率は、製造業が1.1%、建設業が2.4%、サービス業が1.4%、農林漁業が1.5%だった。

 21年の名目GDPは前年比6.4%増加した。

 一方、21年の1人当たりGNIは3年ぶりに増加した。17年(3万1734ドル)に初めて3万ドルを上回り、18年(3万3564ドル)も増加した後、19年(3万2204ドル)と20年(3万1881ドル)は減少していた。21年は新型コロナウイルス禍による景気の落ち込みからの回復と為替変動が影響した。

mgk1202@yna.co.kr

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