韓国与党 代表襲撃事件に「民主主義への深刻な脅威」と非難
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2022.03.07 15:34
【ソウル聯合ニュース】韓国革新系与党「共に民主党」の宋永吉(ソン・ヨンギル)代表が7日正午過ぎ、ソウル市内の新村で9日投開票の大統領選の選挙運動中、70代の男からハンマ―で頭を殴られた事件について、同党の選挙対策委員会は「暴力で選挙運動を妨害することは民主主義に対する深刻な脅威」と非難する声明を出した。
選対によると、宋氏は病院で縫合治療を受け、きょうの日程は取りやめるという。
南東部・釜山で遊説を行っていた同党の大統領選候補、李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事は「暴力は尊い民主主義を傷つける行為で、決してあってはならない」と非難した。
選対は「加害者は西大門警察署で捜査を受けている」とし、「事件の経緯は捜査機関が明らかにする」と説明した。加害者が文在寅(ムン・ジェイン)大統領を支持する与党支持者との一部の主張について、選対の広報副団長は「警察が経緯を発表する前まで出回る話はすべて噂」と述べた。
同党は選挙の投開票日まで遊説現場の安全強化に万全を期す方針だ。
kimchiboxs@yna.co.kr
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