韓国のジェンダー平等は不十分 進展へ努力を=文大統領
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2022.03.08 09:53
【ソウル聯合ニュース】「国際女性デー」の8日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「わが国は国家発展の度合いに比べてジェンダー平等の分野は大きく後れを取っている」と交流サイト(SNS)につづり、次期政権の取り組みに期待を示した。
文大統領は「女性にとってガラスの天井はかたい。ジェンダー平等を妨げる構造と文化があちこちに残っている」と現状を指摘。ジェンダー平等に向け、現政権で少なからず進展があったものの、まだまだ足りないと認めた後、「次の政権でも引き続き進展させていくことを期待する」と力を込めた。
世界中で女性の権利向上などを訴える声は強いとし、「ジェンダー平等の社会に近づく時、女性も男性も持続可能なあしたを迎えることができる。女性が幸せでこそ男性も幸せでいられる」と説いた。
新型コロナウイルス下で女性の負担が増すことなく職を守れるよう、最後まで最善を尽くすと述べ、仕事と家庭の両立は女性と男性双方の目標だと強調した。
mgk1202@yna.co.kr