韓国大統領選 最終投票率は80%前後か=大勢判明は午前2時前見通し
記事一覧
2022.03.09 18:57
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央選挙管理委員会によると、9日午前6時に投票が始まった大統領選の午後5時現在の投票率は73.6%となっている。2017年5月に実施された前回大統領選での同時刻の投票率より3.5ポイント高い。
選管委は「今回の大統領選の最終投票率は前回よりも若干高くなるだろう」と見通した。
前回大統領選の最終投票率は77.2%で、このまま行けば今回の最終投票率は80%程度になるとみられる。大統領選挙の最終投票率が80%を超えたのは、1997年に80.7%を記録したのが最後となっている。
午後6時に一般の投票が締め切られ、午後6時から同7時半まで新型コロナウイルス感染者と隔離者の投票が行われる。
すべての投票が締め切られると投票箱は封印され、全国251カ所の開票所に送られる。各区・市・郡の選挙管理委員会で保管している期日前投票の投票箱と居所投票(郵便投票)の投票箱も開票所に集められる。
選管委によると、開票は午後8時10分ごろ開始され、10日午前1時前後には大勢が判明する見通しだ。
新型コロナの感染者が急増していることによる手続きの遅延が発生する可能性もあることに加え、かつてない接戦が影響し、大勢判明が遅れる可能性があるものの、遅くとも10日午前2時前には明らかになるもようだ。
yugiri@yna.co.kr