大統領選当選者に最高レベルの警護 防弾車など提供=韓国
記事一覧
2022.03.09 21:47
【ソウル聯合ニュース】9日投開票の韓国大統領選の当選者は、最高レベルの「甲号」警護を受ける。当選者本人と自宅、事務所などには現大統領レベルに準じる規模の警護人員が配置される。
これまでは警察が大統領選候補に対し、首相や国会議長と同レベルの「乙号」警護を行っていたが、大統領選後は「大統領などの警護に関する法律」が適用され、当選者の警護の主体は大統領警護処に移る。
当選者に付く警護人員は候補だったころより大きく増え、防弾車や警護車も提供される。当選者を訪ねてくる人に対する徹底した身元確認なども行われる。当選者の移動ルートには警察特殊部隊が配置され、爆発物処理班や狙撃手が有事に備える。
当選者の自宅と事務所には24時間体制の警備が付き、大統領就任前に使う執務室も現大統領と同レベルの警護が行われる。
一方、落選者に対する警護は10日に終了する。
tnak51@yna.co.kr
キーワード