韓国次期大統領「堅固な韓米関係再建を」 駐韓米国大使代理が表敬
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2022.03.11 16:51
【ソウル聯合ニュース】韓国大統領選で当選した保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長は11日、ソウルの党本部でデル・コルソ駐韓米国大使代理の表敬を受け、「米国は韓国の唯一の同盟国だ」とした上で「互いの安全保障を血で守ると約束した国であるため、それにふさわしい関係が再び定着しなければならない」と述べた。
尹氏は「経済、気候協力、保健医療、先端技術など全ての議題が、韓米間の血盟関係に基づき包括的に発展しなければならないと考える」と強調した。
デル・コルソ氏は「今年は韓米国交樹立140周年になる年だ」として「韓米同盟、韓米両国間の関係はいつにも増して堅固だといえる」と述べた。
また、韓米両国は朝鮮戦争の戦場で血盟を結び、最も堅固な同盟関係を構築してきたとして、これを基盤に両国は経済的・社会的関係を結び、韓国の民主主義に寄与したと評価した。
これに対し、尹氏は「朝鮮戦争によって米国と堅固な安保同盟を結んだことが発展の原動力になった」とし、「今後韓米間のあらゆる分野で堅固な関係を再建し、両国、そして世界の平和と繁栄に寄与できるだろう」と応じた。
一方、デル・コルソ氏はバイデン米政権が発表したインド太平洋戦略について言及。適切な時期、適切な方法による韓日関係の改善の重要性を盛り込んでいると説明した。
ynhrm@yna.co.kr