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韓国次期大統領 外交政策見直しへ=日本とは「協力」強調

記事一覧 2022.03.11 18:46

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)次期大統領は11日、米国や日本、中国など周辺の主要国との外交を見直す考えを明らかにした。米国との同盟再建、日本との懸案解決を通じた関係改善、中国とは相互尊重に基づいた関係発展を強調した。

デル・コルソ氏(左)と握手する尹錫悦氏(国会写真記者団)=11日、ソウル(聯合ニュース)

 尹氏は同日、ソウルの党本部でデル・コルソ駐韓米国大使代理の表敬を受け、両国関係について、「互いの安全保障を血で守ると約束した国であるため、それにふさわしい関係が再び定着しなければならない」と述べた。また、「経済、気候協力、保健医療、先端技術など全ての議題が韓米間の血盟関係に基づき包括的に発展しなければならない」と強調した。

 尹氏は文在寅(ムン・ジェイン)政権が中国と北朝鮮に偏った外交を行ったため崩れた韓米同盟を再建しなければならないという考えを表明してきた。両国の協力分野も新技術や供給網、宇宙など新しい領域に拡大するとの公約を掲げた。

 尹氏は1965年の国交正常化以降、最悪といわれる日本との関係については、改善を目指す意思を示している。同日午前、岸田文雄首相と行った電話会談で、「両国の友好協力の増進を目指し協力していこう」と呼び掛け、「両国の懸案を合理的、かつ相互の共通利益に合致するよう解決していくことが重要だ」と強調した。具体的な懸案には触れなかったが、旧日本軍の慰安婦や強制徴用被害者問題、日本による対韓輸出規制などの懸案を両国に役立つ方向で解決したい考えだ。

 尹氏は文政権が韓日関係を政治的に利用し、関係改善のため積極的に努力していないと批判してきた。尹氏が所属する「国民の力」の関係者は尹氏の発言について、「修辞的な次元にとどまるものではなく、実質的な政策と行動をするという意志が込められている」と述べた。尹氏側は岸田首相との電話会談で尹氏の就任後、早い時期に対面で会談することで一致したことに意味があると考えている。岸田首相はもちろん、菅義偉前首相も文政権に日本が受け入れられる解決策を提示することを求め、首脳会談に応じなかったためだ。

 また、尹氏はケイ海明・駐韓中国大使との面会では、「韓中関係の発展のため両国の指導者の役割が重要で、責任のある世界国家として中国が役割を果たすことをわれわれの国民が期待している」と述べた。北朝鮮の核問題など世界的な課題で国の地位にふさわしい役割を果たすよう促したもので、尹氏が公約に掲げた「相互尊重に基づいた韓中関係」の延長線上にあるという。

 政界関係者や外交専門家らは、米国と中国の間でバランスを取る外交を進めた文政権と異なり、尹氏が米国を優先する外交政策を展開することで中国とぎくしゃくする可能性があるとの見方を示している。

 尹氏は文政権が取った「3不」政策について、テレビ討論会で、「(文)政権の立場だったため、そのような立場を(今後は)維持する必要がない」と述べていた。3不政策とは、▼米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の追加配備をしない▼米国のミサイル防衛(MD)システムに参加しない▼韓米日の安保協力は軍事同盟に発展しない――。ただ、選挙戦では中国に否定的な見解を示したが、この日の面会では「韓中関係がさらに発展することを確信する」と前向きな態度を見せた。

 一方、文大統領は就任後、米国、中国、日本の順で電話会談を行ったが、尹氏はバイデン米大統領に続き、岸田首相と電話会談を行った。

kimchiboxs@yna.co.kr

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