韓米日の北朝鮮担当高官が電話協議 早期の対話復帰へ努力
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2022.03.14 18:42
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部で北朝鮮問題を担当する魯圭悳(ノ・ギュドク)朝鮮半島平和交渉本部長が14日、米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長と電話協議を行った。外交部が同日伝えた。
3氏は最近の北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイルの発射は国連安全保障理事会決議に違反すると批判した。また北朝鮮が朝鮮半島や域内の緊張を高める行為を中止し、早期に対話に復帰するよう協力していくことを確認した。
また今後も北朝鮮の動向を注視し、3カ国が緊密な協力のもとに対応していくことを申し合わせた。
韓米軍当局は先ごろ、北朝鮮による2月27日と3月5日の弾道ミサイル発射実験について、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の最大射程での発射に先立つ性能試験だったと分析。北朝鮮がさらなる発射実験を準備する動きがあるとされる中、今回の協議が開かれた。
韓米日が北朝鮮によるミサイル発射直後に行う協議は、通常2国間で進められるが、北朝鮮による大規模な挑発行為が実施される懸念が出たことを受け、3カ国による協議になったとみられる。
3氏は先月10日(現地時間)にハワイ・ホノルルで対面での協議を行った。
yugiri@yna.co.kr