朴槿恵前大統領が月内に退院の見通し 大邱の自宅へ=韓国
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2022.03.16 14:17
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領が早ければ来週にも入院先のサムスンソウル病院(ソウル市)を退院し、南東部・大邱市内の住まいに移る可能性があることが16日、朴氏関係者の話で分かった。
退院日はまだ確定していないが、来週になる可能性が高いようだ。ずれこんでも今月中に退院する見通しとされる。
朴氏は以前、退院日に合わせて国民向けにメッセージを出す考えを示していた。メッセージを発する場合、尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領に言及するかも注目される。
朴氏は収賄罪などで収監中だった昨年11月から、健康状態の悪化によりサムスンソウル病院に入院している。昨年末、特別赦免(恩赦)により釈放された。
ソウル市瑞草区内にあった自宅は未納の追徴金と罰金徴収のため差し押さえられ、公売にかけられた。朴氏は先ごろ、出身地で政治基盤のあった大邱市の達城郡内に住居を購入し、今月2日に代理人を通じて転入届を出したとされる。現在、荷物の運び入れなど、入居の準備が進んでいる。
mgk1202@yna.co.kr
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