北ミサイル発射に「緊張高める行為中止を」 韓国外交部
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2022.03.16 20:02
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が16日に弾道ミサイルと推定される飛翔(ひしょう)体を発射したことについて、韓国外交部の当局者は同日、「政府は北のこのような行動を防止するため米国をはじめとする友好国と緊密な協力を続ける」とし、北朝鮮に対し、域内の緊張を高めるミサイルの試験発射を中止するよう呼び掛けた。
韓国軍当局は北朝鮮が16日午前9時半ごろ、平壌の順安付近から発射した未詳の飛翔体について、高度が20キロにも達しなかった初期段階に爆発したと推定した。
発射の初期段階に爆発したため具体的な機種を把握するのは難しいが、韓国軍は発射場所が先月27日と今月5日に新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の性能試験のための発射実験が行われた順安飛行場付近だったことからICBMの可能性に重きを置いているもようだ。
韓国大統領選(9日投開票)以降に北朝鮮が武力挑発を行ったのは初めて。
yugiri@yna.co.kr