韓国の新規コロナ感染者が初の60万人超 死者も429人に急増
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2022.03.17 11:13
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は17日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数が前日午前0時の時点から62万1328人増え、累計825万592人になったと発表した。1日当たりの新規感染者数は前日(40万711人、訂正後)から22万617人急増し、初めて60万人を上回った。
防疫当局は14日から、PCR検査での陽性者に加え、医療機関での迅速抗原検査で陽性が判明した人も感染者に分類しており、これが新規感染者急増の一因となっている。
この日の新規感染者数は1週間前の10日(32万532人)に比べると約1.9倍、2週間前の3日(19万8800人)比では約3.1倍だった。
当局は国内複数の研究機関の予測を基に、流行のピークは16~22日で、同1週間の平均で1日当たり新規感染者数は31万6000~37万2000人程度になるとみていた。
一方、新たに報告された死者は429人で、前日(164人)より265人も多い。1日当たりの死者が400人を超えるのは初めて。このうち80歳以上が264人で、70代が94人、60代が43人だった。死者の累計は1万1481人となった。
重症者は1159人。前日(1244人)から85人減ったが、10日連続で1000人を上回っている。
在宅治療(自宅療養)中の人は192万5759人で、前日に比べ14万9618人増えた。
新規感染者のうち市中感染者は62万1266人で、地域別では京畿道が18万1983人、ソウル市が12万8375人、仁川市が3万2964人と首都圏が34万3322人(55.3%)を占めた。海外からの入国者の新規感染は62人だった。
mgk1202@yna.co.kr