Go to Contents Go to Navigation

[韓流]ドラマ「パチンコ」配信へ 監督「私たちみんなの物語」

記事一覧 2022.03.18 16:43

【ソウル聯合ニュース】米動画配信サービス、アップルTV+(プラス)のオリジナル韓国ドラマ「Pachinko パチンコ」の配信開始に先立ち、オンライン形式の記者会見が18日に開かれ、コゴナダ監督や主演した女優ユン・ヨジョン、俳優イ・ミンホらが作品を紹介した。1900年代、韓国の激動の歴史を背景に渡日した韓国人一家の姿を4世代にわたって描いた壮大な物語で、コゴナダ監督は「誰にも当てはまる、現在進行形の話だと思う」と語った。

(左から)主演のユン・ヨジョン、イ・ミンホ、キム・ミンハ、ジン・ハ(アップルTV+提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

(左から)主演のユン・ヨジョン、イ・ミンホ、キム・ミンハ、ジン・ハ(アップルTV+提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 在米コリアンのミン・ジン・リーによるベストセラー小説「パチンコ」が原作。ドラマは韓国と日本、米国を舞台に、夢と希望を求めた韓国人一家の80年にわたる道のりを描く。

 作品は全8話で、韓国系米国人監督のコゴナダ監督とジャスティン・チョン監督が4話ずつ担当した。コゴナダ監督は「韓国の歴史を扱ったが、わたしたちみんなの物語だ」と紹介した。今も多くの移民家庭が生きるための選択を迫られており、現在も起きている話だという。

 物語は日本による植民地支配下にあった韓国・釜山の海辺生まれの少女ソンジャを軸に展開する。若き日のソンジャを女優のキム・ミンハが、晩年のソンジャはユン・ヨジョンが演じた。

 ユン・ヨジョンは「歴史を考えさせる作品」と評した。「在日(コリアン)」を韓国にも日本にも属することができない存在と受け止め、その歳月を表現するために歴史をしっかり知ろうとしたという。

 ユン・ヨジョンは1980年代に米国に移住した韓国人一家の物語を描いた米映画「ミナリ」で昨年、米アカデミー賞助演女優賞を受賞している。「ミナリ」との違いを問われると、「同じ移民の話ながら、ソンジャの話は時間も状況も全く異なる」と答え、視聴者自身が違いを探してみてほしいとした。

 コゴナダ監督はユン・ヨジョンの演技を「どんな表情にも繊細な演技があり、感嘆した」と絶賛した。

 一方、若き日のソンジャの恋の相手、ハンスを演じたイ・ミンホは「特定の国、言語にとどまらず、全ての方に共感してもらえる話」とし、「多くの方々にとって響くところがあれば」と語った。

 ソンジャの孫で、日本で生まれ、米国で働くソロモンを演じたジン・ハは、英語と日本語、韓国語の3言語の演技に挑戦した。ソロモンという複雑なキャラクター、そして在日を表現するために、特に日本語を特訓したという。

 制作陣は「過去を振り返り、現在を見つめ直す意味のある作品」「感情を伝えようとした」などと説明した。

 「Pachinko パチンコ」は25日に1~3話の配信を開始し、4話以降は毎週金曜日に1話ずつ配信する。

制作陣(アップルTV+提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

制作陣(アップルTV+提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

mgk1202@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。