私的な集まり最大8人に緩和 接種完了の入国者は隔離不要=韓国
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2022.03.21 08:33
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は21日から来月3日までの2週間、新型コロナウイルスの防疫措置としての私的な集まりの人数制限をこれまでの最大6人から最大8人に緩和する。ただ、変異株オミクロン株の感染拡大による現在の流行はまだピークに達していないとみて、飲食店やカフェなど不特定多数が利用する12種の施設の営業時間は引き続き午後11時までに制限する。
海外からの入国者に対しては21日から、国内外で新型コロナワクチンの接種を完了して接種歴を登録した場合には7日間の隔離を不要とする。ワクチンの2回目接種(米ヤンセンファーマ製は1回目接種)からの経過日が14日以上かつ180日以内の人と、3回目接種を終えた人を接種完了者と認める。接種をしていない12歳未満と、医学的な理由で接種を受けてない人は7日間の隔離対象とする。
また、21日から12~17歳向けの3回目の接種も本格的に始まる。
オミクロン株による現在の流行は、今週にもピークを迎えると見込まれている。政府は23日以降、新規感染者数が減少に転じると予想する。

仁川国際空港第1旅客ターミナルの免税エリア。国内免税店での購入限度額の廃止と海外からの入国者に対する隔離義務の免除により、海外旅行者の増加が見込まれることから、免税店はセールに入る=20日、仁川(聯合ニュース)
mgk1202@yna.co.kr