21年のコーヒー輸入額が過去最高 20年前の12.7倍に=韓国
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2022.03.21 12:45
【ソウル聯合ニュース】韓国の関税庁と食品業界によると、2021年のコーヒー輸入額(コーヒー豆の皮やコーヒーを含有するコーヒー代用物を含む)は前年比24.2%増の9億1648万ドル(約1090億円)で過去最高を記録した。輸入額は年々増えており、21年は20年前の01年と比べると12.7倍に上る。
21年のコーヒー輸入量は前年比7.3%増の18万9502トンで、やはり過去最高となった。
韓国でコーヒーの輸入が伸びているのは、コーヒーが単なる嗜好(しこう)品にとどまらず、文化生活の一部として根付いているためだ。それはコーヒーショップの増加にも表れている。
国税庁の統計によると、コーヒーショップの店舗数は21年12月時点で8万3363店と、4年前の17年12月に比べ88.2%増加した。コンビニエンスストア(4万8458店)やファストフード店(4万6371店)よりも多い。
米コーヒーチェーン大手のスターバックスは1999年にソウルに韓国1号店をオープンして以来、店舗を増やし続け、2021年末時点で韓国に1639店を構える。
また、01年に初店舗をオープンした韓国コーヒーチェーンのイディヤコーヒーは、21年9月に3500店目を開店した。
tnak51@yna.co.kr
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