韓国の新規コロナ感染者が約20.9万人に減少 死者は過去2番目の多さ
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2022.03.21 11:12
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は21日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から20万9169人増えたと発表した。前日(33万4708人)より12万5539人少なく、10日ぶりに30万人を下回った。重篤・重症患者は1130人、新たな死者は329人だった。
新規感染者数は17日に62万1281人と最多を記録した後、4日連続で減少している。この日は1週間前の14日(30万9779人)に比べても10万610人少ない。
ただ、週末に検査件数が減る影響で翌週初めは感染者数が少なめになる傾向があり、実際にピークを過ぎて減少に転じたかどうかは今週半ば以降に確認できる見通しだ。
政府は専門家の予測を基に、感染者数が23日以降、減少に転じるとの見方を示していた。だが、21日から来月3日までの2週間、新型コロナ防疫措置の私的な集まりの人数制限が従来の最大6人から最大8人に緩和されることから、感染者数が再び増える可能性もある。
一方、新たに報告された死者は329人で、前日より2人多かった。1日当たりの最多を記録した17日(429人)に次ぎ、過去2番目に多い。死者の累計は1万2757人になった。
重症者は1130人と、前日(1033人)から97人増加した。14日連続で1000人を上回っている。在宅治療(自宅療養)中の人は199万3986人に減った。
この日、新規感染者のうち市中感染者は20万9131人で、地域別では京畿道が5万6909人、ソウル市が4万1078人、仁川市が1万2086人と首都圏が11万73人(52.6%)を占めた。海外からの入国者の新規感染は38人だった。
mgk1202@yna.co.kr