4月の韓米合同演習 規模などは米と現政権が決定=韓国次期大統領側
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2022.03.23 10:20
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領の報道官を務める金恩慧(キム・ウンヘ)氏は23日の記者会見で、4月に実施が予想される定例の韓米合同軍事演習について、「現在の国軍統帥権者は文在寅(ムン・ジェイン)大統領」として、「米国と現在の青瓦台(大統領府)、国防部が議論し、決めると思う」と述べた。
韓米両国は4月12~15日に朝鮮半島の有事を想定した演習の事前演習となる危機管理参謀訓練(CMST)を行うことを暫定的に決め、18~28日に指揮所演習を実施する方向を固めたもようだ。
北朝鮮は演習の実施に強く反発しており、開催方式や規模などは今後の朝鮮半島情勢に大きな影響を与えるとみられる。
米国防総省報道官は米政府系のラジオ自由アジア(RFA)に対し、「演習は同盟の準備態勢を強化する重要な方法」とし、「演習の範囲や規模、時期はこうした要素を考慮し、韓米両国が決める」と述べた。
kimchiboxs@yna.co.kr