1月の出生数1.2%減 人口自然減は27カ月連続=韓国
記事一覧
2022.03.23 14:15
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が23日発表した「人口動向」によると、1月の出生数は前年同月比1.2%減の2万4598人だった。1月としては1981年の統計開始以来で最少となった。出生数は2015年12月以降、74カ月連続で前年同月比減少している。
人口1000人当たりの出生数を示す粗出生率も5.6人と統計開始以来最低を記録した。
1月の死亡数は前年同月比9.0%増の2万9686人で、寒波が襲来した18年1月(3万1550人)に次いで過去2番目に多かった。
統計庁の関係者は「高齢化で死者が増え、冬にはさらに多くなるのに加えて、新型コロナウイルスが健康を脅かす要因として作用したとみられる」と説明した。
1月の人口は5088人の自然減となった。死亡数が出生数を上回る人口の自然減は27カ月連続。
1月の婚姻件数は前年同月比9.4%減の1万4753件で、1月としては過去最少だった。統計庁は、結婚適齢期の30代の人口が減少するなど人口構造が変化している上、結婚に対する認識も以前とは変化したことが婚姻件数減少の主な原因だと説明した。新型コロナにより結婚を延期する傾向も影響した。
1月の離婚件数は前年同月比12.1%減の7359件だった。これは婚姻件数が12年から減少を続けている影響と分析される。
ynhrm@yna.co.kr
キーワード