韓国 サウジ含む湾岸協力会議と13年ぶりFTA交渉再開
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2022.03.27 16:01
【ソウル聯合ニュース】韓国の産業通商資源部は27日、サウジアラビアなど湾岸アラブ諸国6カ国からなる湾岸協力会議(GCC)と自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉を28~31日にソウルで開くと発表した。4回目の公式交渉で、両者は13年ぶりに交渉を再開することになる。
GCCはサウジのほか、クウェート、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、オマーン、バーレーンが加盟している。韓国はGCCから原油の59.8%を輸入している。
韓国とGCCは2007年にFTA締結の推進で合意し、09年までに3回の交渉を行ったが、GCCの対外政策の見直しなどに伴い交渉が中断した。昨年の文在寅(ムン・ジェイン)大統領のサウジ公式訪問を機に再交渉の機運が高まり、今年1月に産業通商資源部の呂翰九(ヨ・ハング)通商交渉本部長がGCC側と交渉の再開を宣言した。
今回の交渉では商品、サービス・投資、原産地規則、通関・貿易の円滑化など、さまざまな分野が議題となるという。
sarangni@yna.co.kr