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韓米軍当局が合同作戦計画を更新へ 北の核・ミサイル高度化に対応

記事一覧 2022.03.31 19:01

【ソウル聯合ニュース】韓米の軍当局が北朝鮮の核とミサイルによる威嚇に対応し、合同作戦計画を更新するための作業に本格着手する。

握手を交わす元仁哲氏(右)とミリー氏=(聯合ニュース)

握手を交わす元仁哲氏(右)とミリー氏=(聯合ニュース)

 韓国軍合同参謀本部は31日、制服組トップの元仁哲(ウォン・インチョル)同本部議長が同日(日本時間)、米ハワイで、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長と会談し、新たな戦略企画指針(SPG)によって発展させた戦略企画指示(SPD)に署名したと発表した。

 SPGは作戦計画を修正・補完するための一種のガイドライン。

 この日の署名は昨年12月に韓米の国防相が韓米定例安保協議(SCM)を機に北朝鮮の核・ミサイル脅威の高まりに対応するため、作戦計画の更新に向け新たなSPGを承認したことを受けて行われた。

 作戦計画の修正は通常、SPGの承認、SPDの合意を経て行われる。この日SPDに合意したことにより、早ければ1~2年以内に作戦計画の更新が完了するとの見方が出ている。

 現在の「作戦計画5015」は2010年に承認されたSPGにより作成されたものであることから、高度化した北朝鮮の核・ミサイル能力に対応する方向で修正されるものとみられる。

 この日、韓米双方が作戦計画の修正作業に着手したことを公式発表したのは、北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射などの挑発が再開され、7回目の核実験が差し迫っているとされる中、北朝鮮への警告も含まれていると受け止められる。

 会談は韓米同盟の懸案に対する意思疎通を強化するとともに合同防衛態勢をさらに強固にするために開かれ、双方は韓米同盟が朝鮮半島および領域内の平和と安定を維持する核心軸であることを確認した。

 会談は、韓米日3カ国の制服組トップによる会談に先立ち開かれた。 

yugiri@yna.co.kr

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