集まり10人まで・時短営業午前0時までに緩和 来週から2週間=韓国
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2022.04.01 09:54
【ソウル聯合ニュース】韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相は1日、新型コロナウイルスへの対応を話し合う中央災難(災害)安全対策本部の会議で、防疫対策として現行では8人までとしている私的な集まりの人数制限を最大10人に緩和し、飲食店など不特定多数が利用する施設の営業時間制限も午後11時までから午前0時までに緩めると発表した。
今回の措置は4日から17日まで2週間適用される。金氏は、各界の声や、尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期政権への移行を準備する政権引き継ぎ委員会の意見を参考に、熟考の末に緩和を決定したと伝えた。
また「向こう2週間、重症者と死亡者が抑えられ、医療体制が安定的に管理されれば、残っている防疫措置を次は果敢に改編していく」と述べた。2週間後に集まりや営業時間の制限が完全に解除される可能性もありそうだ。
一方、政府は新型コロナによる死亡者の葬儀に対する支援費の支給を中止することを決定した。
政府はコロナ感染者が死去した場合は先に火葬し、後から葬儀を行うことを指針で定めており、故人と最後の別れができない遺族を慰めるとの趣旨から支援費を支給してきた。だが、先ごろ指針を改め、葬儀の後に火葬できるようにしたことから支給をやめる。
tnak51@yna.co.kr
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