韓国の新規コロナ感染者28万人 4日ぶり30万人下回る
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は1日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から28万273人増えたと発表した。新規感染者数は前日(32万743人)に比べ4万470人少なく、4日ぶりに30万人を下回った。重篤・重症者は1299人、新たな死者は360人だった。
新規感染者は1週間前の3月25日(33万9474人)より5万9201人、2週間前の同月18日(40万6877人)比では12万6604人、それぞれ少ない。政府は1月初めから始まった新型コロナ変異株のオミクロン株の流行がピークを過ぎ、3月末から緩やかな減少に転じたと判断している。
ただ、重症者と死者の数は2~3週間後にピークに達する見通しで、今も高止まりの状態が続いている。この日発表された重症患者は1299人で、過去最多を更新した前日からは16人減ったものの、1200~1300人台で推移している。重症者用病床の使用率は64.4%で、前日から0.2ポイント上がった。
新たに報告された死者は360人と、前日より15人少なかった。だが、ここ1週間は1日平均328人に上っている。死者の累計は1万6590人となった。
在宅治療(自宅療養)中の人は170万8930人で、前日から2万4287人減少した。
新規感染者のうち市中感染者は28万225人で、地域別では京畿道が7万5626人、ソウル市が5万1717人、仁川市が1万4797人と首都圏が14万2140人(50.7%)を占めた。海外からの入国者の新規感染は48人だった。
一方、政府はこの日、4~17日に適用する新たな防疫対策として、現行では8人までとする私的な集まりの人数制限を最大10人に緩和すると発表した。飲食店など不特定多数が利用する施設の営業時間は1時間延ばし、翌日午前0時まで認める。
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