韓国完成車5社の3月販売 前年比9.8%減=半導体不足の影響続く
【ソウル聯合ニュース】現代自動車、起亜、ルノーコリア自動車、双竜自動車、韓国GMの韓国完成車メーカー5社の3月の国内・海外販売台数は計63万9374台で、前年同月比9.8%減少した。車両用半導体の供給不足が影響した。
ルノーコリアと双竜が前年同月より増加したが大きいシェアを持つ現代と起亜が不振だったことで、全体では減少となった。韓国GMも減少した。
また1~3月期の販売台数も179万4846台で前年同期比5.3%減少した。特に国内販売は30万8298台で、世界金融危機の影響を受けた2009年の1~3月期(25万5809台)以来の低水準となった。
3月の国内販売は前年同月比21.2%減の11万1124台、海外販売は同7.0%減の52万8250台だった。
国内は双竜のみ、海外はルノーコリア、双竜、起亜が増加した。
3月の国内最多販売モデルは現代の大型セダン「グレンジャー」(6663台)だった。
メーカー別にみると、現代は国内が前年同月比28.4%減の5万2883台、海外が14.3%減の26万1043台だった。
起亜は国内が11.7%減の4万5066台、海外が1.8%増の20万5580台だった。
ルノーサムスンから社名を変えたルノーコリアは21.4%増の1万409台だった。このうち海外販売は5945台で、106.6%増加した。
韓国電動バスメーカーのエジソンモータースへの身売り交渉が失敗に終わった双竜は前年同月比20.2%増の8596台だった。
国内は5102台で前年同月に比べ18.5%増加し、海外は3494台で22.8%増加した。
韓国GMは国内が41.3%減の3609台、海外が6.4%減の5万2188台で、全体では9.9%減の5万5797台だった。ただ前月比では19.4%増加した。
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