集まり10人・営業午前0時まで きょうから防疫措置緩和=韓国
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2022.04.04 08:19
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は4日から17日までの2週間、新型コロナウイルスの防疫措置としての私的な集まりの人数制限をこれまでの最大8人から最大10人に緩和する。飲食店など不特定多数が利用する施設の営業時間制限も午後11時までから翌日午前0時までに緩める。
午前0時までの営業が認められるのは、飲食店とカフェのほか、クラブなどの遊興施設、カラオケボックス、温浴施設、屋内スポーツ施設、インターネットカフェ、カジノなど。映画館・公演施設は最終上映・公演の開始時間を午前0時までとし、午前2時に終えなければならない。
行事や集会、宗教施設に対する規制は現行通りとする。300人以上が集まる正規ではない公演やスポーツ大会、フェスティバルなどを開催するには関係官庁の承認が必要だ。また、ミサや法会、礼拝など正規の宗教活動を行う場合、ワクチン接種の有無にかかわらず施設の収容人数の7割以下しか集まることができない。
一方、各地の病院に加えて医院もこの日から、健康保険審査評価院に申請すれば新型コロナ感染者の在宅治療(自宅療養)外来診療センターに指定される。在宅治療中の感染者が近所の病院・医院で対面診療を受ける機会が広がることになる。
政府は新型コロナの変異株、オミクロン株流行がピークを過ぎたと判断し、防疫措置を段階的に緩和すると同時に、日常の医療体制で新型コロナ患者に対応する方向へ移行していく方針だ。
mgk1202@yna.co.kr