ソウル市の新規コロナ感染者２万８９４人　６週ぶり低水準に

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル市は４日、同市で３日に新型コロナウイルスの感染者が新たに２万８９４人確認されたと発表した。１日当たりの新規感染者数としては２月２０日（２万１８人）以来４２日ぶりの低水準となった。

　２日の４万２１０９人と比べると約半分で、１週間前（先月２７日）の３万４１８５人より１万３２９１人少ない。

　ソウル市の１日当たりの新規感染者数は先月１６日に１２万人を超えた後、減少傾向を示している。

　同市のパク・ユミ防疫統制官は「新型コロナの感染拡大はピークを過ぎ、減少傾向にあるが、２～３週前に感染者が急増した影響で重篤・重症患者や死者数が増加している」としながら、感染者のうち６５歳以上の高齢者の割合が依然増加傾向にあり、今後致死率がやや上昇するとの予想を示した。

　ソウル市の累計感染者数は４日午前０時時点で２９２万２６３６人となった。

　また、３日は新たに２９人の死亡が報告された。死者は累計３７４２人。

　在宅治療（自宅療養）中の人は前日から３万７３０７人減り、２４万９０３９人となっている。

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