韓国次期大統領が在韓米軍基地訪問 「同盟の結束力強化を」
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2022.04.07 17:08
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領は7日、ソウル近郊にある在韓米軍の平沢基地を訪問し、韓米同盟の結束力を高めて北朝鮮の核・ミサイルに対する抑止や対応態勢を強化する意向を明らかにした。尹氏の報道官を務める裵賢鎮(ペ・ヒョンジン)氏が伝えた。
尹氏はこの日午前にヘリコプターで同地を訪れ、在韓米軍のラカメラ司令官(韓米連合軍司令官兼務)と面会した。
この席で尹氏は同基地が韓米軍事同盟の心臓部であるとの認識を示した上で、「北のICBM(大陸間弾道ミサイル)発射など朝鮮半島を巡る国際情勢が非常に厳しい状況に置かれている中で、韓米軍事同盟と合同防衛態勢を通じた強力な抑止力はいくら強調しても過度にはならない」と力説した。
同基地には在韓国連軍司令部、在韓米軍司令部、特殊戦司令部、米陸軍第8軍司令部などが置かれ、現在、ソウル・竜山にある韓米連合軍司令部も年内に移転してくる予定だ。
yugiri@yna.co.kr