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NATO軍事委員長 ウクライナ支援「韓国次期政権も続けて」

記事一覧 2022.04.12 19:50

【ソウル聯合ニュース】来韓中の北大西洋条約機構(NATO)のバウアー軍事委員長は12日、在韓ポーランド大使館で開いた記者会見で、「韓国は非殺傷用(の装備品)、人道的、財政的支援ですでに多くの寄与をしており、これはウクライナにとって大変重要だ」とし、「ウクライナに対する支援が新たに発足する政権でも続くことを希望する」と述べた。

在韓ポーランド大使館で記者会見を開くバウアー氏=12日、ソウル(聯合ニュース)

在韓ポーランド大使館で記者会見を開くバウアー氏=12日、ソウル(聯合ニュース)

 バウアー氏は前日行われた徐旭(ソ・ウク)国防部長官や韓国軍制服組トップの元仁哲(ウォン・インチョル)合同参謀本部議長との会談で、ウクライナに対する武器支援について協議したとし、「韓国政府の公式の立場としては、今は非殺傷用装備の支援だけするというもの」と伝えた。

 また殺傷兵器の支援は韓国政府が決めることだと強調し、「一国家が非殺傷用、殺傷用または、人道的支援の3種類のうちどれか一つだけをしても、それだけで立派だ」と話した。

 またウクライナ情勢はウクライナに限定した問題でないと繰り返し強調した。バウアー氏は、重要なのはロシアが国際秩序を変えようとしていることだとし、NATOのパートナー国の韓国、日本、オーストラリア、ニュージーランドをはじめとする民主主義国家が国際規範を守るために共に戦うことが大変重要だと指摘した。

 また北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を巡っては、「北朝鮮がNATO加盟国に到達するICBMの技術を日々向上させており、憂慮される」とし、「NATOは北朝鮮が非核化の決定を順守するよう国際社会とともに努力している」と説明した。

 ロシアが北朝鮮に支援を要請し、北朝鮮が提供する可能性については、「様々なことが可能ではあるが、まだわれわれは、そのようなことが起きているという証拠を見ていない」と説明した。

yugiri@yna.co.kr

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