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韓国次期政権の外相候補 「外交には党利党略なく国益だけ」

記事一覧 2022.04.13 15:44

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領は13日、5月に発足する新政権の外交部長官に次期与党「国民の力」の朴振(パク・ジン)国会議員(65)を指名した。朴氏は外交部を通じて発表したコメントで、「外交・安全保障問題は党利党略でアプローチしてはならないというのが長年の所信」だとし、「『外交には国益しかない』という姿勢で国会の人事聴聞会から謙虚に臨みたい」と表明した。

朴振氏(中央、資料写真)=(聯合ニュース)

朴振氏(中央、資料写真)=(聯合ニュース)

 朴氏は外務部(現外交部)出身で、2001年に政界入りし国会議員4期目。党内きっての「米国通」とされる。東京への留学経験があり日本にも詳しい。尹氏の当選後、韓米政策協議代表団の団長を務め、今月初旬に訪米した。帰国後に新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことから、この日の長官(閣僚)候補発表の記者会見を欠席し、書面でコメントを発表した。

 朴氏は、朝鮮半島を取り巻く国際情勢は激変しており、北朝鮮の挑発、米中対立、ウクライナ危機、世界的なサプライチェーン(供給網)の混乱、経済・安保懸案、新型コロナの流行、気候変動など、尹政権に立ちはだかる外交課題は多いとし、「いつにも増して外交の重要性が高まっている厳しい時期だけに、より一層責任感を感じる」と心境を明かした。

 そのうえで、「国民に仕える機会が与えられるなら、国民の生命と安全を守り、国益を極大化する新たなグローバル外交の地平を開くため最善を尽くす」と表明した。

 朴氏をはじめとする長官候補は国会の人事聴聞会を経て正式に任命される。 

tnak51@yna.co.kr

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