韓国検事総長 検察捜査権剥奪法案に反発し辞職願提出
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2022.04.17 12:03
【ソウル聯合ニュース】韓国の金オ洙(キム・オス)検事総長は17日、革新系与党「共に民主党」が検察改革の一環として検察の捜査権を剥奪する法案を国会に提出したことに反発し、辞職願を提出した。
金氏は「法案の立法手続きを巡って起きている対立と分乱について、国民と検察の構成員に申し訳ないと思う」として、「検事総長としてこうした対立と混乱が発生したことへの責任を取って辞職願を提出した」とのコメントを出した。
また、「検察の捜査機能を全面的に廃止する立法手続きが進められていることに責任を痛感する」と表明。「国民の人権に大きな影響を与える新しい刑事法は最小限でも10年以上運営した後、制度改革の是非を論じることが当然だと思う」としたうえで、「この場合も公聴会、世論の収斂(しゅうれん)などを通じた国民のコンセンサスと与野党の合意が欠かせない」と強調した。
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