韓国次期外相候補 対日関係改善に前向き=クアッドにも意欲
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2022.04.18 10:48
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期政権の外交部長官に指名された朴振(パク・ジン)氏は18日、国会人事聴聞会を準備するための事務所前で記者団に対し、韓日関係について「韓国と日本は民主主義と市場経済を共有しており、北東アジアの平和と安定、特に朝鮮半島の平和と安定のため協力しなければならない部分が多い」との認識を示した。
また、「(両国は)米国と同盟を結んでいるため、今のように両国関係がぎくしゃくすれば双方にとって損となる」として、「韓日関係の改善が図られ、北東アジアの平和と安定に寄与することを期待する」と述べた。
米国と日本、オーストラリア、インドの4カ国枠組み「クアッド」に関しては、「韓国はクアッドの正式な加盟国ではないが、われわれが強みを持つ分野で協力を拡大していくことが重要だ」と表明。「クアッドの作業部会を通じ、新型コロナウイルスや気候変動、新興技術で韓国の参加範囲を徐々に拡大していくための模索が必要だ」と述べた。
kimchiboxs@yna.co.kr
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