韓国政府 屋外でのマスク着用解除是非を来週議論
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2022.04.18 13:50
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は新型コロナウイルスの感染防止策の一つ、屋外でのマスク着用義務に関し、解除するかどうかの議論を来週行う予定だ。中央事故収拾本部の孫映レ(ソン・ヨンレ)社会戦略班長が18日、「防疫面のリスクなど、状況を総合的に評価した上で決定する」と説明した。
政府は18日から私的な集まりの人数制限や飲食店などの営業時間制限をなくした一方で、マスクの着用義務は現行通りとした。屋内でのマスク着用は相当期間維持し、屋外については2週間状況をみながら解除するかどうかを検討する方針を示した。
現在、マスクの着用は▼屋内▼屋外で人と2メートルの距離を維持できない場合▼集会や公演、行事など不特定多数が集まる場合――に義務付けられている。屋外でマスクを外してもいいケースもあるが、マスク着用が一般化している。
屋外でのマスク着用義務が解除された場合、緊張感が緩み、室内でもマスク着用がおろそかになることを懸念する声も出ている。
政府はまた、25日に新型コロナを最高レベルの隔離義務が生じる第1級感染症から第2級感染症に引き下げる。これに伴う新型コロナの治療体制やワクチン接種費支援などの調整に関し、孫氏は「引き続き検討し、移行期(25日から4週間)が終了する時点で決める」と述べた。
mgk1202@yna.co.kr