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コロナ感染防止策解除 「個人の予防重要」=韓国政府

記事一覧 2022.04.18 15:25

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は18日、新型コロナウイルスの感染防止策「社会的距離の確保」が全面解除されたが流行は続いているとし、各個人が感染予防に努めるよう呼び掛けた。

感染防止策「社会的距離の確保」が全面解除された18日、南西部・光州の小学校で運動会が開かれた=18日、光州(聯合ニュース)

感染防止策「社会的距離の確保」が全面解除された18日、南西部・光州の小学校で運動会が開かれた=18日、光州(聯合ニュース)

 中央事故収拾本部の孫映レ(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は記者会見で、「今日から営業時間や私的な集まり、大規模行事などに関する制限措置が解除されたが、これが新型コロナの流行収束を意味するのではないことも記憶してほしい」と強調した。社会的距離の確保が解除されたことで緊張が緩み、完全な日常回復に向かう雰囲気が強まるのではないか懸念されるとし「個々人の防疫が重要であり、60歳以上の高齢者はより注意が必要だ」と述べた。

 また、政府が15日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」流行収束後の防疫・医療体制を長期的に日常化するための戦略を盛り込んだ「ポストオミクロン対応計画」を発表したことにより、来月下旬から感染者の隔離が義務ではなくなるため、体調がすぐれないときは休める社会的雰囲気を作ることが重要だとし、制度的補完策が定着するよう検討していると説明した。

 一方、政府は社会的距離の確保解除に伴い感染者数の推移に変動が生じる可能性もあるが、全般的な流行拡大には至らないとの見通しを示した。

 孫氏は「今後1~2週間程度は増加の推移を見守る。デルタ株に比べオミクロン株流行後に社会的距離の確保の効果が下がったので大幅な変動はないだろう」と説明した。

 政府は新規感染者数、重篤・重症者数、重症者用病床の使用率など感染状況を示す主な指標が徐々に下がっており、国内のオミクロン株流行が安定的に下火に向かっていると判断している。

hjc@yna.co.kr

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