韓国中央銀行総裁候補の人事聴聞報告書を採択=韓国国会
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2022.04.19 20:01
【ソウル聯合ニュース】韓国の国会企画財政委員会は19日午後の全体会議で、李昌ヨン(イ・チャンヨン)国際通貨基金(IMF)アジア太平洋担当局長が韓国銀行(中央銀行)の総裁候補として「適格」とする意見を付けた人事聴聞経過報告書を採択した。
企画財政委員会は「候補者は物価安定と金融安定という韓銀本来の責務を忠実に遂行するために努力すると強調し、韓銀の政策目標として雇用の安定を付随的に追加することに肯定的な意見を表明した」と説明した。
また「韓銀が政府・金融機関など対外との意思疎通を強化し、当面の対内、対外リスク要因を管理し、適切な通貨政策の運営を通じて物価安定と金融安定を目指すという候補者の政策への意思や所信などを総合的に考慮し、候補者が韓銀総裁として職務を問題なく遂行できると判断する」と評価した。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は3月23日に李氏を韓銀総裁の候補に指名。今月4日に人事聴聞会の開催を求める要請案を国会に提出した。
yugiri@yna.co.kr
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