北朝鮮　軍事パレードの準備大詰め＝１．２万人以上動員

【ソウル聯合ニュース】米政府系のラジオ自由アジア（ＲＦＡ）は２０日、衛星画像サービスを手がける米プラネット・ラボの１７日の写真を分析した結果、北朝鮮が閲兵式（軍事パレード）のリハーサルを行う平壌郊外の美林飛行場に１万２０００人以上が集まっていると伝えた。同日、平壌の金日成広場にも大勢の人が集まったという。朝鮮人民革命軍（抗日遊撃隊）創建９０年の記念日にあたる２５日に合わせた大規模な閲兵式の準備を進めているとみられる。

　韓国軍と情報当局は北朝鮮が２５日ごろ、大規模な閲兵式を実施すると判断している。北朝鮮は夜間に戦闘機やヘリコプターなどを動員して訓練を行っており、深夜に閲兵式を行う可能性もある。当局は閲兵式に２万人以上が動員されるとの見通しを示している。

　閲兵式では多弾頭型大陸間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）や潜水艦発射弾道ミサイル（ＳＬＢＭ）、小型の核弾頭を搭載できる新型の中・短距離弾道ミサイルを公開する可能性もある。

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