韓国外相候補 慰安婦被害者の名誉回復へ「韓日が共に努力を」
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2022.04.20 11:40
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期政権の外交部長官に指名された朴振(パク・ジン)氏は20日、2015年の韓日慰安婦合意について、「韓日の公式合意であり、文在寅(ムン・ジェイン)政権でもそれは認めている」として、「最も重要なのは被害者の名誉と尊厳を回復するため、韓日が共に努力することだ」と記者団に述べた。
慰安婦合意を巡り、韓国政府は被害者の意見を十分に反映しなかったと主張する一方、日本政府は合意を履行するよう求めており、両国の対立の主な原因となっている。
尹氏は慰安婦問題などの具体的な解決策を示していないが、対日関係の改善に意欲を見せている。
朴氏は尹氏が24日に日本に派遣する「政策協議代表団」が岸田文雄首相と面会する可能性に関しては、「あらゆる可能性を開いて協議している」と述べた。
一方、米国が5月12日にオンライン形式で開催する新型コロナウイルス対策を話し合う首脳会議に韓国も参加するかどうかについては、「新政権の発足(5月10日)から2日後になるため、検討しなければならないことがある」として、「今(参加の可否を)検討している」と述べた。
kimchiboxs@yna.co.kr