韓国次期大統領 米特別代表と夕食会=関係強化で一致
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2022.04.20 14:28
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領が19日、訪韓中の米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表と夕食会を行ったことが分かった。尹氏の関係者が20日、明らかにした。
夕食会は鄭鎮碩(チョン・ジンソク)国会副議長の自宅で行われ、外交部第1次官を務めた趙太庸(チョ・テヨン)国会議員も同席した。鄭氏の招きで行われたプライベートな夕食会だったという。鄭氏と韓国系のキム氏はソウル市内で子ども時代を過ごした幼なじみで、親交が深いとされる。
キム氏は18日に韓国入りした。訪韓中、文在寅(ムン・ジェイン)政権関係者や朴振(パク・ジン)外交部長官候補、権寧世(クォン・ヨンセ)統一部長官候補、政権引き継ぎ委員会の金聖翰(キム・ソンハン)外交安保分科幹事ら次期政権の関係者と面会し、北朝鮮問題について議論する。
キム氏は次官補級のため、尹氏との面会は行われないとの見方が多かったが、尹氏は韓米関係を重視しており、キム氏との面会に応じたとみられる。
尹氏の別の関係者は「韓米関係をいつにも増して強固に維持、発展させなければならないという認識で一致したと承知している」と伝えた。
kimchiboxs@yna.co.kr